ハンドウイルカがおたがいに協力しあうことを発見
学校法人近畿大学

2019年10月24日 15時00分
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ロープをいっしょに引くイルカたち
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京都大学霊長類研究所 山本知里 日本学術振興会特別研究員、同霊長類研究所 友永雅己 教授、近畿大学農学部水産学科 酒井麻衣 講師、かごしま水族館 大塚美加 主査、同水族館 柏木伸幸 飼育員の研究グループは、ハンドウイルカがおたがいに動きのタイミングを調整することで協力しあい、問題を解決できることを明らかにしました。
本研究では、京都大学野生動物研究センター平田 聡教授がチンパンジーの協力行動を調べるために開発したひも引き課題をイルカ用に応用した課題を導入しました。この課題は、台に通されたひもの両端を2個体が同時に引くと台の上に置かれたボール(報酬)を得ることができるというものです。かごしま水族館に暮らすハンドウイルカを対象に、この課題を用いて、2頭のイルカが別々のタイミングでこの装置の方に泳ぎだした時、どのようにお互いの行動を調整するのかを調べました。その結果、先に泳ぎだした個体は後から来た個体を待ってからひもを引くことがわかりました。さらに、後から来た個体は先に出発した個体との時間的なズレにあわせて泳ぐ速さを変えていることも明らかとなりました。また、2頭がひもを引くタイミングの差が徐々に短くなることもわかりました。これらの結果から、ハンドウイルカは2本のひもをいっしょに引く必要性を認識し、2頭がおたがいに行動を合わせているのだと言えます。本研究の成果は協力行動が哺乳類の中でどのように進化してきたのかを知るための、重要な知見であると考えられます。
本成果は、2019年10月2日に国際学術誌「PeerJ」に掲載されました。

【背景】



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キーワード

大学, 農学部, ハンドウイルカ, 研究, ひも引き課題, 実験, いおワールドかごしま水族館, 実施, 進化, 酒井 麻衣

カテゴリ
調査・報告技術・開発
業種
官公庁・団体
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