岡山理科大学・千葉助教も研究に参加 北海道で見つかった恐竜化石「むかわ竜」は新属新種と判明 /学名「カムイサウルス・ジャポニクス」
岡山理科大学

2019年9月11日 19時00分
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カムイサウルス・ジャポニクスの全身骨格(北海道大学プレスリリースより)
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岡山理科大学(岡山市北区理大町)生物地球学部の千葉謙太郎助教が、北海道大学総合博物館の小林快次教授を中心とする研究グループと共同で研究を行い、北海道で発見された国内最大の恐竜全身骨格「むかわ竜」が、新属新種と判明。学名を「カムイサウルス・ジャポニクス」とする論文が2019年9月6日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されました。

この恐竜は、2013年7月に北海道むかわ町穂別に分布する上部白亜系函淵(はこぶち)層の海成層(約7,200万年前)から見つかったもので、その後の発掘調査の結果、全身の8割を超える骨が保存されていることが分かり、大型恐竜としては国内で最も完全に近い全身骨格となりました。

骨の解剖学的特徴を観察した結果、エドモントサウルス類に近く、その中でも特に中国のライヤンゴサウルスやロシアのケルベロサウルスに近いことが分かりました。また、この全身骨格には、これまで知られている恐竜にない固有の特徴が複数あったため、新属新種と判定されました。学名はアイヌ語で神を意味する「カムイ」から、「日本の恐竜の神」の意味が込められています。

それぞれの動物種の固有の特徴は、成体にのみ見られるものが多いのですが、本学の千葉助教が脛の骨の内部構造を観察した結果、年輪のような成長線が観察され、この個体が死亡時に9歳以上の成体であったことが分かりました。このことから、カムイサウルスの標本が新種の記載に最適な標本であることも分かりました。
 



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加計学園, 岡山理科大学, むかわ竜, カムイサウルス・ジャポニクス, 千葉謙太郎助教

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