難治性の肝細胞がんに対して世界初の画期的な根治治療法を開発 肝細胞がんの標準治療確立へ道筋
学校法人近畿大学

2019年7月31日 17時00分
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LEN-TACE sequential治療を受けた患者とTACEのみを受けた患者の全生存期間の比較
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近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)内科学教室(消化器内科部門)主任教授工藤正俊らの研究グループは、これまで治療法が存在しなかった多発・大型肝がんのなかでも特に進行した肝がん患者に対して分子標的薬※1 レンバチニブ(エーザイ)を先行投与した後に肝動脈塞栓療法(TACE)※2 を追加するという新規治療法(LEN-TACE sequential 治療)を考案し、1970年代に確立された標準治療法TACEと比較して生存期間を約2倍近く延長させることを世界で初めて証明しました。また、この中の20%弱の患者の体内から肝がんが全て消失し、完全に治癒し現在も無治療のまま経過している人もいるという極めて治療効果の高い方法であることを報告しました。この臨床研究は平成20年(2008年)から平成30年(2018年)の期間に国内7施設と香港の1施設の計8施設(詳細は後述)の多施設共同臨床研究として実施されたものです。この成果が発表されることにより、いわば世界の医療が変わるということになり、これまで標準治療が存在しなかった領域における世界初の画期的な治療法の開発と位置付けられます。

本件に関する論文が、令和元年(2019年)7月31日(水)17:00(日本時間)、腫瘍学分野の専門誌である"Cancers"にオンライン掲載されました。

【本件のポイント】
●標準治療が無かった全肝多発・大型肝がんの根治的になりえる治療法を確立
●進行した肝がんに対しレンバチニブ先行TACE治療にて生存期間を延長することが明らかに
●難治がんステージの肝がんに対して、新たな標準治療へ位置づけ

【本件の内容】



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キーワード

医学部, 内科学教室, 肝がん, 治療法, 開発, Cancers, 掲載, 工藤正俊, レンバチニブ, 腫瘍

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