「遺伝子発現の初期化」に重要な要素を発見 クローン動物作成や再生医療の発展に繋がる研究成果
学校法人近畿大学

2018年7月11日 01時00分
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遺伝子発現の初期化
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近畿大学生物理工学部講師の宮本圭らの研究では、各遺伝子は場所によって構造に違いがあり、閉じた状態と開いた状態の遺伝子があり、その開き具合によってDNA結合因子※4 のアクセスのしやすさが変わることを示しました。また、このアクセスのしやすさの度合いが初期化に大きな影響を与え、アクセスが極端に悪いと遺伝子発現の初期化が起こらないことも明らかにしました。
本研究成果によって、分化した細胞が未分化細胞で発現する遺伝子を活性化するには、遺伝子構造が開いていてアクセスしやすい状態であることが重要であることが明らかとなりました。初期化が起こりやすい状態へと遺伝子構造を人工的に変化させることができれば、初期化の効率をあげることも可能であり、転写の初期化の解明に向けて重要な知見を示したといえます。

【掲載誌】
雑誌名:“Cell Reports”(インパクトファクター:8.282/2016)
論文名:Chromatin accessibility impacts transcriptional reprogramming in oocytes
    (クロマチン※5 へのアクセスが卵母細胞における転写の初期化に影響を与える)
著 者:Kei Miyamoto(宮本 圭/近畿大学生物理工学部講師)、Khoi Thien Nguyen、George E Allen、Jerome Jullien、Dinesh Kumar、Tomoki Otani、Charles R Bradshaw、Frederick J Livesey、Manolis Kellis、John B. Gurdon
    ※責任著者=宮本 圭、Manolis Kellis、John B. Gurdon

【研究の背景】



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キーワード

生物理工学部, 遺伝子, 初期化, 本質解明, 論文, Cell Reports, 掲載, 転写因子, クローン, 宮本 圭

カテゴリ
調査・報告
業種
官公庁・団体サービス業
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