牛の良好受精卵の選別に成功 -牛受精卵の染色体異常を生きたまま見分ける技術を開発-
学校法人近畿大学

2018年5月10日 18時00分
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通常の観察とライブセルイメージングで得られる画像比較
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近畿大学、東京農工大学、扶桑薬品、農研機構の研究グループは、細胞内を生きたまま連続観察する「ライブセルイメージング技術」により牛体外受精卵(注2)の発生の様子を捉え、良好受精卵を選別することに成功しました。本技術を用いると、国際受精卵移植技術学会(IETS)の基準により形態が良好と判断した受精卵のなかにも、およそ半数に流産に繋がるとされる核や染色体の異常が認められました。選別後の良好受精卵は凍結後に長距離輸送し、仮腹牛に移植して受胎させることに成功しました。将来的には、本技術により良好と判断した牛受精卵を農家に供給することで、和牛の増産や乳牛の安定的確保が期待されます。

【本件のポイント】
●ライブセルイメージング技術(注1)により、従来の顕微鏡観察では困難であった牛受精卵の細胞核や染色体を生きたまま8日間連続観察することに成功。
●細胞核や染色体に異常の認められない受精卵を選別することで、牛の妊娠率が向上する可能性を示唆。
●選別後の凍結受精卵を長距離輸送し、受胎に成功したことから、将来的には安定的な良好受精卵の供給が可能。

本研究成果は、英国のオンライン学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」(英語:Scientific Reports(略称 Sci Rep))(2018年5月10日付)に掲載されました。

・掲載誌:Scientific Reports
・U R L :www.nature.com
・論文名:Live-cell imaging of nuclear–chromosomal dynamics in bovine in vitro fertilised embryos



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キーワード

大学, 山縣一夫, ライブセルイメージング, 良好受精卵, 体外受精, 選別, 成功, 妊娠率, 向上, 黒毛和種

カテゴリ
調査・報告技術・開発
業種
官公庁・団体サービス業農業
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