2018年4月10日 17時00分
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〜事前検証において、エンジニアの呼び出し要否判断の自動化を検証した結果、オペレーターと同じ判断結果を出すことに成功〜
日本ユニシス株式会社(以下、日本ユニシス)と株式会社日立製作所(以下、日立)は、システム運用において複雑かつ高度な判断が求められる非定型業務の自動化に向け、日本ユニシスが運用する金融機関の基幹システムの本番運用環境上で、AIを活用した共同検証を2018年4月より開始しました。本検証では、システムの警告メッセージが発生した際にオペレーターがエンジニアを呼び出すか否かを、OSSをベースとした機械学習技術を用いて自動判断する検証を行うとともに、障害予兆検知の自動化に関する検証を合わせて実施します。
これに先立ち実施した事前検証では、3ヶ月分の運用データを利用し、ハードウェアやミドルウェアなどによって構成されるプラットフォーム層で検証した結果、エンジニアの呼び出し要否判断について、オペレーターの判断実績と同じ結果を出すことに成功しました。今回の本番環境での検証では、監視範囲をアプリケーション層まで広げ、より複雑な判断の自動化を検証するほか、障害予兆の検知から対処方法の提示までを自動化する検証も実施します。将来的に、本検証で得た成果は両社のサービスにそれぞれ適用し、幅広い分野での活用をめざします。
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